カエルニッキ

ド・ザイナー。

『蟲師 特別編 鈴の雫』


©漆原友紀講談社アニプレックス
『蟲師 特別編 鈴の雫』を観てきました。

同時上映はTV放映もしていた『棘のみち』。淡幽一族にすべてを捧げるたま一族の、クマドのお話は、蟲師の世界がどうあるのか、触れてはならなそうな深いところが分かる話でした。

『鈴の雫』も、身代わりという意味では共通点があって、山の主に選ばれ、生命のある全てを営む理は、人の営みとはかならずしも、一致するわけではなく、人から見たら切ない話でした。

音楽もあいかわらずよかった。劇場で見るとさらに染みてくる。静寂の中に響く余韻がのこる蟲師の音楽は本当に独特。
15.06.01