カエルニッキ

ド・ザイナー。

「生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村」


サントリー美術館で開催中の、「生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村」を観てきました。

若冲と蕪村は同じ年に生まれたらしく、京都ではかなり近所に住み、共通の友人もたくさんいたらしいけれど、交流の記録がひとつも残っていないという、不思議な関係のふたりです。

蕪村はよく知らないのですが、若冲は今回初公開のものもあり、興味深かったのはふたりとも中国・朝鮮画の影響を受けていて、比較しながら見られる展示が、分かりやすくて良かった。逆なんですが、若冲っぽいっておもったり。

そしてなにより、今まで見られなかった「象と鯨図屏風」がようやく見られました! これが目的で行ったわけですが。

こちらの屏風はミホミュージアム所蔵で、以前静岡県立美術館での展覧会 2010年度 企画展 伊藤若冲アナザーワールドに来ていたので観に行ったら、展示入れ替わっててショックだった過去があります。参考ニッキ→伊藤若冲アナザーワールド - 2010-04-30

そんなわけで晴れてみることができて、よかった! 象と鯨、白と黒、上と下おもしろい対比に、愛嬌のある象の顔が印象的です。

「生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村」
期間:2015年3月18日(水)〜5月10日(日)
休館:毎週火曜日 ※5月5日(火・祝)は20時まで開館
時間:10:00〜18:00 (金・土は10:00〜20:00)
料金: 一般 当日 1,300円/大学・高校生 当日 1,000円
場所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階 サントリー美術館

15.03.25