カエルニッキ

ド・ザイナー。

台湾で見てきたもの


一泊二日で初めての台湾で、私が見てきたものです。日本とどこか雰囲気は似てるのにぜんぜん違う、そんな不思議な台湾のあれこれ、お時間あったら見たってください。旅のカリスマがいきますよぉ。


▲行きの飛行機はエバー航空のキティコラボ。ボディから内装からアテンダントさんまで、みんなキティちゃん! アテンダントさんはみんな顔ちっちゃくて可愛い人ばかり! しかも日本語ペラペラ。


▲キティちゃん機内食もこのとおり。卵とチキンの味付けおいしかったー! ソバと支那そばが日本と台湾の見事な融合を表していました。


▲帰りのキティちゃんはこちら。


松山空港到着で、一番最初に目についたものだモン。


▲今回のライブツアーでは、観光地もめぐりました。まずは龍山寺にてお参り。台湾の人たちは信仰深いので、大変な人で賑わっていて、祭壇に添えるお花とお線香がたくさんありました。

驚きその1。お参りにお賽銭いらなかった! 日本と違う! それからおみくじも無料。その都度、現地ガイドの謝さんに料金はかからないのかと聞いてる自分がちょっと恥ずかしく……。


▲ここのおみくじがおもしろかったのでご紹介。まず、写真の人の右手にある小物が、二つ合わさってひとつの貝のような木彫りのものなのですが、これを二つ持って、心のなかで強く念じて、おみくじを引いていいか神様にお伺いをたてるのです。それで床に落として、貝が1枚が上向き、1枚が下向きだったら、神様が引いていいとおっしゃってる。2枚とも上向き、下向きなら今は引くなと言っているとのことで、これは3回まで試せるそうです。

おみくじを引いていい結果が出たら、棒をひとつ引いて、棒に付いている番号と同じ番号の引き出しからおみくじを出してくる。という流れ。中国語なので、上上は大吉かなと思うぐらいで、詳細はわかりませんでしたが、おみくじのあたりはみんなで貝を床に落とすカツーンカツーンで、賑わってました。

私はというと3回とも貝の向きが揃ってしまったので、引いてきませんでした。とても当たるらしいので、興味のある方はいかがでしょう。


▲時間があるとかで予定になかったお茶の茶樂というお店で試飲タイム。お店の女性がお茶のいれ方を、なめらかでよどみない日本語で説明しながら入れて、みんなに飲ませてくれました。3種類入れてくれたのですが、東方美人茶が美味しかったです。最後はお決まりのショッピング。日本円もカードも使えるここのお茶屋さん、品物が最高級品でした! ツアーにはありがちだなあと思いつつも、東方美人茶を購入。


鼎泰豊(ディンタイフォン)本店でライブ前に軽く晩ご飯。お茶の時間が長くて、ここはさっさといただくことに。トムが来てたみたいですよ。有名人も御用達のお店です。


▲それにしても小龍包(写真左)! 肉汁ジュワーの小龍包! これ最高でした。どうやったら汁があのように溜まるのだろう。初めて食べる驚きの旨さでした。日本の支店で食べた人の話によると、現地のこれとは全く違うものだとか。


▲ライブ後は有名な士林夜市につれてってもらいました。夜22時でもこの活気。アメ横と原宿をあわせたような賑わいでした。出店で冷蔵していないものは怪しいので、日本人は控えたほうが良さそうと言われ、結局飲み食いはしませんでした。パチもんTシャツとかいろいろあっておもしろかったです。


▲付け足し上等の建物とか、日本語のお店がおもしろい。


▲夜市で見かけたにゃんこ先生。なぜか馴染んでてほっとする。黒バスもありました。


▲台湾のコンビニ。おなじみのようでよく見るとおもしろい表記。台湾のお茶、何気に買ったジャスミンティーが砂糖入りで一口目吹き出しそうになりました。そうなのです、台湾の売ってるお茶は砂糖入りがほとんどだそうで、最近になって無糖が置かれるようになったとか。無糖表記をよく確認して買いました。おいしかった。

ということでライブのあった1日目終わり。2日目は11時からのランチタイムまで自由時間で、その間に台湾のオタク市場を視察して、台湾発信のFrontierという本をゲットしようかと思ったけれど、ガイドさんや添乗員さんたちと話していたら、開店時間が10時と微妙に合わないことがわかり、そのプランはあきらめ、早朝から地下鉄と新幹線ひと駅に乗るという冒険の旅にでかけました。


▲2日目。ホテル近くの中山國小駅から地下鉄黄色い路線に乗ります。


▲路線図。黄色い線で、ひと駅で赤い路線、青い線の交差してるところが台北駅で、ここから国鉄の新幹線でひと駅、板橋駅まで乗りました。戻って地下鉄でぐるりと回ってきました。


台北の地下鉄は、切符がプラスチックのコイン型で、改札入るときは、ピッと充てて、出るときはコイン入れ口からチャリーンと入れて出るおもしろいものでした。見知らぬ国だけど人種の近いところの安心感も相まって、地下鉄乗るのもそれほど迷うことなく行けたのが自分的にもすごいことだと思いました。


▲台湾は右側でした。台湾の人、さりげなく列を譲ってくれたりと、地下鉄乗り継いでいて、温かいなーと思うことが何度もありました。


▲新幹線では紙の切符を購入。改札のとき、矢印を下に向けて入れないと入らないという、暗黙の了解があって現地の人のを見よう見まねで通ってみたり。駅でうろちょろしてると、駅員さんが親切に声をかけてくれたり、台湾の人たち誰でも親切。日本の田舎みたいな感じだなと思いました。


▲これが台湾の新幹線。日本で走ってたのぞみ700系を改良したものらしいです。カッコイー。


▲車内表記は、全て中国語に改装されていて、とてもきれいでした。一駅目の板橋駅まで約8分の乗車。そこから地下鉄でまた台北駅にもどってきました。


台北駅外観。外はこの日は36度の猛暑日でした。台湾暑い! しかし建物の中は何度かわからない極寒で、ちょい厚手のカーデガンが気温差に重宝しました。


▲時間がちょっとあったので、日本のアキバに近い街がある駅経由で、乗り換え。それっぽい看板が。今回降りられなかったので、次回来たいと思います。


▲ホテルもどる途中にあった行天宮。ここもたくさんのお参りの人がいました。以前台北に住んでいた目玉の大きなお友達曰く、台湾のお寺とかに行くと神聖な気分になれるよと言っていたのですが、台湾の人たちの信仰は深く、本当に特別な領域でした。


▲コンビニじゃない、スーパーマーケットみたいなところに入ったら、あれ、全部読める……。品揃えのナゾ。


▲そして、この後ランチタイムへと向かったわけですが、大変なサプライズがありました。ランチを終えて空港に向かう道中、なんと現地のガイドさんがFrontierを買ってきてくれてたのでした!


前日話していた、雑誌名を覚えていてくれて、私の行きそびれていたオタクビルへで向かい、どれを買っていいかわからないので、とりあえず同じ名前がついているものと、現地の最新情報が入ってるらしいフリーペーパーも付けてくれました。すごい感動! 最高に台湾で生きる人達のあたたかさを知った瞬間でした。

昭乃さんの癒しパワーと、台湾の癒しパワーが私の中ですごいことに、なにか毒気を浄化されたんではないかと思うぐらいにすごい変化が。台湾いいことしかなかった! また行きたいです!

そして日本に帰ってきてからもずーっと小龍包の旨さひきずってて、シューマイたびてみたりしています。こちらでカエルニッキの台湾レポおしまいです。長々と読んでくださりありがとうございました。