九州ほぼ縦断の旅二日目　観光列車編

二日目は熊本から観光列車に乗り、鹿児島を目指します。新幹線なら、4,50分の距離ですが、この観光列車のコースですと、のんびり約7時間ぐらいかかってしまうという、とても時間に贅沢な列車の旅です。

▲: //www.jrkyushu.co.jp/trains/slhitoyoshi/" title="SL人吉 | JR九州の列車たち〜JR九州　観光列車・新幹線〜">SL人吉号　9：44 熊本→人吉 12：13:かっこいい〜〜！これが一日一往復しか走っていないSL人吉号。

内装も素敵！！本棚があり、車両模型の展示あり、ビュッフェあり、各車両デザイン違いで、これは乗っていて楽しい列車です。

いちばんうしろの展望ラウンジは全面ガラス張りで、抜群の眺め。

ビュッフェではオリジナルグッズ販売中。

買っちゃった！

焼酎アイス、よくみると中身は半分に分かれていて、右が焼酎のシャーベット状のもの、左がミルク味のクリーム状のもの、これがうまい！また食べたいです。お子様も食べられます。

このSL人吉号は、車内のアテンダントさんの周辺の見所案内があったり、プレートを持って帽子をかぶって写してもらうフォトサービスがあったり、アットホームな感じですごくよかった。中でもこのSL人吉号に向かって、沿線の人が時間を合わせて手を振る、「手をふれーる」運動というものに感動しました。

「手をふれーる」運動はかれこれ5年ぐらいやっているとのことで、なるほど、沿線の人たちが畑仕事をひと休みして、こちら側に向かって手を振ってくれていたりとか、車を降りて手を振ってくれてる人たちがいたりとか、そう、九州新幹線の開通記念CMを思い出しました。あれほどの規模ではないのですが、すごく感動です。

そしてこの沿線を週末ずっと車で並走しながら「手をふれーる」運動を続けている常連さんがいると案内があり、もう乗務員の人たちに名前知られているぐらいの存在で、すごい人達がいるのだなーと感動。まさにプロ市民！そしてSL人吉終着近くなったところで、そのプロ市民は車を降りて、最後の手を振っているのを目撃できました。ありがとう旅の友。一期一会かもしれないけれど、そんな気分で手を振りました。

人吉駅では、観光案内所に夏目友人帳コーナーを発見。A4サイズの夏目探訪マップの裏に、にゃんこ先生の記念スタンプを打ってるところ、背後から探訪に来ていたらしい人が、記念切符買えますよと親切に教えてくれた。おまいら親切！

これがニャンコ先生の記念切符。

観光案内所のおねえさんには、「人吉のもっと詳しい夏目探訪のマップありますよ。手書きですけれどよかったらどうぞ」と差し出されたものは、A2サイズほどの人吉の街並みマップに、手書きで夏目に出てくる場所とかが書き加えられていた地図でした。この日はすでに30組の方がこれをもって探訪に出かけられたそうです。まさかの手書きにびっくり。人吉は駅下車して、周辺ちょいと散策しただけだけど、また特別な印象が残ったところでした。

▲: //www.jrkyushu.co.jp/trains/isaburou_shinpei/" title="いさぶろう・しんぺい | JR九州の列車たち〜JR九州　観光列車・新幹線〜">いさぶろう・しんぺい3号　13：21 人吉→吉松 14：47:そして、ここからはいざぶろうしんぺい号に。吉松行きがいざぶろう、人吉行きがしんぺいと、明治時代の鉄道の偉人にちなんだ名前だそうです。

モダンな車内。山を超えるので、ループ、スイッチバックと様々な風景が車窓からみられる列車です。

▲: //www.jrkyushu.co.jp/trains/hayatonokaze/" title="特急はやとの風 | JR九州の列車たち〜JR九州　観光列車・新幹線〜">特急はやとの風3号　15：03 吉松→鹿児島中央 16：32:観光列車最後のはやとの風。

見た目は漆黒のボディでノスタルジイな雰囲気ですが、車内は木目のスタイリッシュなデザイン。薄い板をうまくしならせたカーブは美しいです。

記念スタンプ3枚コンプ。この他、途中駅で10分ぐらい停車して駅を見学できたりしたのですが、ほとんどの停車場でスタンプがあり、スタンプ帳せっかく買ったのに忘れてきたのが大変悔やまれるコースでした。これから行く人はぜひスタンプ帳持っていたら忘れずにお持ちになるようオススメです。あと、乗りつぶしノートも楽しいですよ。