カエルニッキ

ド・ザイナー。

『ラブリーボーン』


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『ラブリーボーン』を観てきました。ちょっとネタバレしちゃうかも。

あの世とこの世の交わる幻想的な世界観が抜群でした。死んでから声が届けられる場面とか感動もの。絆の深さが見事に描かれるたびに皮肉なもので切なさが増大します。

父と妹はよくやったとおもうのだけど、エキセントリックなおばあちゃんや、母親の存在や、他の少女たちの事件の事例を出しておきながら、結構中途半端な状態で終わってしまった感じがします。

聞けば、原作ではもっとどぎついことが書かれていて、映画では月日の流れが2年だったのに原作では10年だったとか。そうゆうところをソフトに表現したせいでしょうか、最後にあのまま沈んでよかったのかと、スージーの最後にとった行動が腑に落ちない部分はありました。

とは言いつつ、スージーはかわいいし、幻想的な世界はすごくきれいでした。