カエルニッキ

ド・ザイナー。

『国宝 土偶展』


『国宝 土偶展』を観てきました。縄文時代に作られたものの日本の東北、関東の辺りの出土品が展示されていたのですが、素晴らしい造形美です。さすが国宝級。とにかく一体一体のボディの形、模様、後ろ姿、どれをとっても斬新で予想外で美しくてインパクトが残ります。どんな人がこの一つ一つの編み目の模様をつけ、形作ってきたのだろうと、太古のロマンに思いをはせながら観ました。

土偶にはいくつかのわかっていることがあり、女体、妊婦、故意に割れやすく作られている部位があることから身代わりのお呪いに使われたとか、お墓に一緒に埋葬するものなどなど解明されつつあるようです。

ところで音声ガイドが間島淳司椎名へきるでしたヨ。

『国宝 土偶展』
期間:2009年12月15日 〜 2010年2月21日
休館:月曜日、年末年始
時間:午前9時30分〜午後5時 *入館は閉館の30分前まで
料金:一般 800円/大学生 600円/高校生 400円
場所:東京国立博物館 本館特別5室(上野公園) 東京都台東区上野公園13-9