「話し方」の品格―「品のいい人」になれる10か条 (リュウ・ブックス アステ新書)を読みました。頭ではわかっていても、ついついやってる品を欠く行為を、見直すチェックに良かったです。
- カッとなってすぐ怒るのは身勝手であり、相手のことが考えられない。
- 人は軽蔑されたとき最もよく怒る。だから自信のあるものはあまり怒らない。
- 「威張る」「強がる」が過ぎると品位を欠く。なぜ威張るのかといえば実力がないからである。本当に力がある人は、威張る必要がないし、けして威張らない。
- 「どうせ」とすねる話し方は品を欠く。すねる人間の心には、愛情への飢えがないだろうか。「もっと自分をかまって欲しい」「関心を寄せてもらいたい」との甘えになり、それを素直に表現できないで「すねる」結果になってしまう。「どうせ」には期待と失望の匂いがする。そこへズルさが加わるから品のなさが出る。
- 人には期待しすぎないこと。愛情は求めるばかりでなく、注ぐものでもある。
- すべてを話すのは逆効果である。相手がわかっていないところに的を絞って説明すればいいのに、全部わかってもらおうとあれこれしゃべるのは、相手にとって迷惑な行為。
- 仕事のできる人は多忙を装わない。忙しがる人は自分のことだけに関心が向く人。
●会話の品位を損ねる七つの癖(を割愛して4つ)
- すぐに整理したがる癖・決めつける癖
- 「要するに〜」「世の中そんなものさ」など
- 相手の話を取り上げる癖
- 岡山の桃の話しをした人の話しを取り上げて、山梨の桃がいいと自分の話しを始めてしまう。など
- 突然割り込む・関係ない話を持ち出す癖
- 自分が話したいことや、突然思いついたことを話の流れを無視してしゃべり出す、など。
- 人の話しにケチをつける癖
- 「そんなことも知らなかったの?」など。
会話はみんなのもの。慣れ親しんだ友人関係でも、甘えたことばかり言っていては、げんなりされるし、まして仕事関係のうちあわせで、共有しているスペース、時間の制限があるところは有意義な会話ができるようになりたいと思いました。
「話し方」の品格―「品のいい人」になれる10か条 (リュウ・ブックス アステ新書)
- 作者: 福田健
- 出版社/メーカー: 経済界
- 発売日: 2007/09
- メディア: 新書
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