カエルニッキ

ド・ザイナー。

『マリア様がみてる 未来の白地図』


昨今、世間では姉妹誕生で沸いておりますが、まだまだ先は長い『マリア様がみてる 未来の白地図』を読み終えました。あああ、ここに来て瞳子がぎゅんとかわいくなってしまった。弱さを見せないように、毅然として立とうとしている瞳子を、祐巳じゃなくともそっと包んであげたくなっちゃう話でした。

そして、最後に一緒に泣いてくれる祥子さまのいとおしいこと!!!! マリみてを読むとギシギシと締めつけられた何かから、スッと開放される気分になります。緒雪先生の言葉のマジックはすごい。読み進めるとどんどん温かくほっこりしてくるから不思議。最近の自分の周りの人間関係と少々照らし合わせながら、反省したり、励まされたりしました。

それに、この「未来の白地図」の文庫本は、なんと緒雪先生握手会の時にサインしてもらっちゃった世界に一冊しかない文庫本なのです!!! あの時は舞い上がっちゃって、ただただ緒雪先生がステキで…。握手が終わったあとに、じわじわ実感が込み上げて来たものでした。この本は宝物です。

だめちゅんにっきの「マリア様がみてる 薔薇の花かんむり」を読んで、これまでの祐巳と瞳子を思う、という記事はシンプルに、熟知した解釈をわかりやすく、まとめてありました。時にはうるっとくるところも。花かんむりを読み終わったとき、もう一度読みに行こうと思います。