カエルニッキ

ド・ザイナー。

飛び散った血痕がレンズに付いたまま、流れ続けた映像『トゥモロー・ワールド』

『トゥモロー・ワールド』

毎週水曜日は何となく映画の日。子供が産まれなくなった近未来SF映画『トゥモロー・ワールド』(画面サイズが変ります)を観てきました。SFと言っても、想像したようなハイテクなものはなく、そこは子供が産まれず、人々に希望の光が見えなくなったすさんだ世界でした。

子供というのは、生き物すべての中でやはり希望なのだなと、思わされる。人口が減る一方で、派閥争いがあり、たくさんの人が犠牲になっていくこの矛盾した世界が、本当に未来に起こらないように祈りました。壁一面のピカソの「ゲルニカ」はインパクトあった。

出産シーンはすごい生々しい。こんなところから出てくるなんて、女体は神秘だと思わずにはいられませんでした。出産したシトたちすごい。