カエルニッキ

ド・ザイナー。

芝公園 新橋ベーカリー 喫茶ニューブリッジ


芝公園新橋ベーカリー 喫茶ニューブリッジでモーニングしてきました。新橋でニューブリッジ!


ここのお店は、パン屋さんと喫茶店がくっついていて看板の見え方がおもしろいです。右側から看板を見ると、パン屋さんの新橋ベーカリー。


左側は喫茶ニューブリッジ。


モーニングは7:30から。出勤前のサラリーマンの方が多く利用されていました。ツナトーストおいしい! コーヒーは懐かしい喫茶店の味がしました。

モーニングの時間帯は全席喫煙可で、タバコの煙苦手な自分としてはちょっと心配だったのですが、朝からパカパカ吸ってる人はおらず、大丈夫でした。喫煙可の喫茶店のほうが趣があって好きなのでジレンマがあります。

食べていると、パン屋さんエリアでは、焼きあがった食パンを切る作業が見られて、みるみる切れていくのが楽しかったです。工房が一緒になっているお店の楽しいところ。

新橋ベーカリー ニューブリッジ 新堀店
営業時間:月〜金、祝前日: 07:30〜18:00
定休日:土日祝日
場所:東京都港区芝2-5-15
tel:050-5265-0484
座席数全38席、全席喫煙可能(11:30〜13:00禁煙)


17.07.02

「ぬかよろこび」嬉野雅道


水曜どうでしょう」ディレクターうれしーのエッセイ本第2弾、「ぬかよろこび」を読みました。うれしーの文章って、回りくどいところがあるんだけれど、その回りくどさがスラスラ読めちゃう、そして読んでるうちにジワジワ来て、最後は大団円を迎えている、柔よく剛を制すような、不思議な魅力があります。

今回もちょこっとあったどうでしょう関係のお話「第十二話 子供のころ父親に聞かされた不思議な話の答えに、『水曜どうでしょう』のロケ中にたどり着く話」では、今まで思いもよらなかった日本の戦争の仕方について、始めて分かりやすい書き方に出会ったものだと思います。娯楽で読んでいたのですがちょっと貴重でした。

あと、前作の「ひらあやまり」はフンフン♪と読めていたのですが、今回の「ぬかよろこび」には、ちょっと泣かされた。「第十三話 おかえり」が、最後にこれ持ってくるかーという感じで、ボロボロ。等身大の視点から、つづられるうれしーの言葉は、厳しい現実をやわらかく抱擁するはっきりとしないオーラみたいなのがあって、気づいたら好きになってるようです。

うれしー好きな人全員におすすめします。

前作の出版記念のうれしーの珈琲の会や郊外のイベントに何度か参加してお話しする機会もあったのですが、今作はまだタイミングが合わずサインもらえてない! どこかで行きたいのです。


ぬかよろこび

ぬかよろこび


17.07.02

渋谷 ゴリラコーヒー


GORILLA COFFEE | ゴリラコーヒー 渋谷店で、モーニングしてきました。


ブルックリン発とのことで、都内では渋谷、池袋、六本木に3店舗あるコーヒーショップ。広いテーブルに高い天井と、開放感のある店内では、いまどきの洋楽が流れ、大きなゴリラの絵が飾られてて、棚にはグッズ商品が並んで、いい雰囲気の準備万端。好みなんですけど、こういう目の保養になる空間も最近好きで、その時を大事にすごしています。


大テーブルには、電源もあり、なにやら写真撮っていいよ的な吹出し風札や、インスタグラムのアカウントが表示されていました。まさにイマドキ風の感覚のオサレカフェです。


早い時間帯だったので、渋谷にしては空いててまったりできました。


モーニングセットはドリンク込みで650円。しょっぱい系と甘い系のメニュー3つありまして、しょっぱい系のを注文。エッグベネディクトっぽいトーストでした。これはいける! オススメ。


あと、水出しコーヒーがメニューにあったのですが、なんと330円で驚きお値段だったので、今度確かめてみたいです。ちなみにコーヒー系は一律330円、エスプレッソ系は350円一律で分かりやすいです。というか値段に差がないのが驚きです。

コーヒーは個人的好みで普通でした。酸味苦味バランス取れたブレンドだったと思います。雰囲気はずいぶんと楽しめたので、また空いてたら入りたいです。

GORILLA COFFEE 渋谷店
営業時間:平日 7:30〜22:00/土日祝日 10:00〜22:00 不定休
場所:東京都渋谷区神南1-20-17 1F・2F
tel:03-5784-2747
禁煙

『怪物はささやく』


パンズ・ラビリンス』製作スタッフということで、気になっていた『怪物はささやく』を観てきました。

ビクビクしながら見たけど『パンズ・ラビリンス』よりは優しかったです! 大体物語は想像通りでしたが、見せ方が思慮深く、善と悪がはっきりわからないような複雑な表現で、個人的に大変好み。歪曲を重ねて練り出される、少年の本音と解答を聞いた瞬間、開放感から涙が出てきます。

怪物のストーリーのアニメーション部門は、原作のイラストレーターも参加しているとのことで、これもまた味わい深い水彩絵の具のアナログ的な映像表現は、最近にしてはとても貴重なテイストでした。

少年から大人になる年頃の男の子の心の葛藤を描いた物語だろうなとは思うのですが、何度か出てきた、“罰は与えないのか”“罰は与えても意味が無い” このやり取りがあったのが印象的。

救いがあるのかないのか、これも受け手次第のような所があって、それでも現実を受け入れて生きていく、という意思はわかったものの、ハリウッドのスカーッとするハッピーエンドが好みの人には、かなり後味悪い内容かなと思いました。

虎ノ門 caffeineholic(カフェインホリック)


世界初のオーガニック カフェインチャージャーバー caffeineholic(カフェインホリック)で、モーニングと洒落込みました。

カフェインホリックのドリンクは、すべてコーヒー、紅茶、緑茶の エスプレッソをベースにしております。
オーダーを受けてから抽出する濃厚で味わい深いエスプレッソを スパークリングウォーターやビールとブレンドした新感覚の カフェインチャージドリンクをお楽しみください。
また、日本中からセレクトした10種類のソーセージと3種類のオリジナルパンの組み合わせが楽しめるグルメホットドックも必食です。

そう、注文時カウンターに説明が図解されているのですが、エスプレッソになにか加えて、コーヒーの色々な飲み物を出しているようです。水で薄めてロングコーヒーというコーヒーになって、そちらをいただきましたが、おいしかった! オーガニックって薄い印象があたけれど、しっかりコーヒーの味で、それでいて酸味が少なくて好みの味でした。


ソーセイジがオススメとは知らず、間髪入れずにツナトマトサンドを注文。最近は、表の看板にツナサンドが載っていると、ついお店に入ってしまいます。


最近、貧血やら、睡眠障害やら避けるために、ノンカフェインコーヒーも飲むようになってきていて、おいしいノンカフェインコーヒーを探していたりするのですが、カフェイン摂るぜー! みたいな元気なマグカップ、これはこれで楽しい。


店内の雰囲気もスタイリッシュで、虎ノ門という場所柄、エグゼクティブなビジネスパーソン向けに日経なんちゃらとか、ビジネス系雑誌がおいてありました。


壁には、額縁がいくつか飾られていたのですが、TIME誌の、Apple CEOのティム・クックがFBIとファイトしたっていう表紙が飾ってあったのを見つけて、おおーとなってしまった。


どなたの似顔絵か、印象的な男性の顔マークが付いた窓を見ると、虎ノ門駅出口から1分、すぐの交差点前だけあって、出勤で行き交う人たちを眺めることができます。

caffeineholic
営業時間:Weekday 7:00-17:30 Weekend 11:00-17:30
定休日:日曜・祝日
場所:東京都港区虎ノ門1-4-7
tel:03-6550-9720
禁煙

はてなダイアリーからはてなブログに移行しました。


前回の『パトリオット・デイ』から、はてなブログに移行しました。先日ダイアリーの新規登録が近日終了との知らせを受けて、いよいよと思い、若冲の装飾テーマ好きだったけど、ブログに移行しました。

移行は3ステップでできました。はてなダイアリーからのインポート(ブログの移行) - はてなブログ ヘルプ

カエルニッキのエントリー数は5000を超えていて、インポートに1時間以上かかりましたが、無事終了。

あとは、サイドバーに、TwitterInstagramとブログ以外のわたくしめのはきだめリンクもつけてみたり。これで双方向リンクになりましたね。

Twitter埋込みはこちらサイトさんの記事を参考にさせていただきました。はてなブログでtwitterをサイドバーや記事内に埋め込む方法 - MUTANT

内容は今まで通りな感じです。ブログになったら、新機能いろいろで、かなり現代風になりました! べんりー。ダイアリーと違うところはニッキのタイトルの扱いぐらいでしょうか。デザインはちょこちょこ時間のあるときに変えていくかもしれません。

今後ともカエルニッキをよろしくお願いします。ぺこり。

『パトリオット・デイ』


俳優でもあるピーター・バーグ監督最新作、『パトリオット・デイ』を観てきました。これから書く感想文は映画的ネタバレ? もあるかと思いますので、未鑑賞の方はご注意です。

2013年4月15日に起こった、ボストンマラソン爆弾テロ事件の“たった102時間”で逮捕につながった逮捕劇を映画化したものです。実話をもとに作った映画とはいえ、多少ドラマチックに装飾しているだろうなーというイメージを持ちつつ観たのですが、思ったよりもリアリティを感じつつ、スリリングもあり、わかりやすくまとまっていたと思います。

【ざっくり概要】
2013年4月15日現地時間の14時45分頃、ゴール付近2箇所で爆発、3人が亡くなり、183人が負傷。爆弾を仕込んだ容疑者は、2003年頃にアメリカに移民したチェチェン人の2人兄弟。

物語はゴール付近の警備にあたっていて現場に居合わせた、ボストン警察巡査部長視点で、時系列でお話が進んでいきます。途中、若い夫婦や、小さい子を連れている父親、中国系の青年、大学の研究生と警備にあたる警官、などなど、全く無関係と思われる人物と人間関係が同じ時系列で登場します。

はじめはわけがわからないまま見ていくのですが、そのうちどの場面でクローズアップされる人物なのか、というのが分かってしまい、それがまた切ないです。

そのなかで、部屋で静かに圧力鍋に釘を入れて爆弾を作る、ネット動画を観ている青年兄弟のシーンがさりげなく出てきて、ちょっとゾッとしました。それまでの人たちの描写とは明らかに、何を考えているのかわからない人たち、という空気の違う描写だったので、見ている方からしたら一発で、この人たちか。と察してしまいます。

事件後の捜査展開が、ひとりの警官が戦うアメリカンヒーロー的な描写はもちろん商業映画として必要な部分があると、そこを踏まえても、アメリカ捜査網すごい! に尽きました。

FBIと警察の捜査網はもちろんですが、恐らく911以降、テロに屈しない市民意識の団結力が強かったのではないかなと、映画でも強く感じるところがありました。極端ですが捜査のためには手段を選ばないところ、多分日本では人権がどうのとかでやらなさそうなのですが、外出禁止令など、気持ちいいぐらいにボストンは徹底してました。

それが、この映画のタイトルにも繋がっているのだと、見終わった後に納得です。

最後に被害者、加害者、関係者の実際の人物ショットが流れるのですが、容疑者の動機は、わからないまま。容疑者の正義はあるのだと思いますが、はっきりわからないまま、もやもやが残るのは、実話ならではでしょうか。

ところで、まったく個人的な視点なのですが、前々から似てるよなぁと思ってた、巡査部長のマーク・ウォールバーグと、FBIのケヴィン・ベーコンが共演してて、すごく、良かったです! 好きなんだよなぁこのふたり。他のキャスティングも個性派ぞろいで贅沢映画でした。